主要仕様

a）外形寸法

全長8.6m 全巾3.6m 全高2.8m

b）カッター幅

カッター巾 最大0.9m カッター深さ2.0m

C）走行部

走行速度 最大2.Okm/h 接地圧 約0.05MPa

d）ベルトコンベア

ベルト巾 500mm ベルト速度最大130m/min

4−5 コスト

ビーチマネージメントシステムは、現場によって設備が大きく異なる。最適なシステムを構築するためのエンジニアリング・設計には様々な要因の相互作用を評価・検討しなければならない。

例えば、予定の集水量にあった集水管の延長や径、本数、ポンプステーションのサイズ、ポンプの吐出量と複雑に関係するため、一概に試算できないが、最も費用がかかるのはポンプステーションである。

施設設置後は、ポンプの自動運転となるので、ポンプの運転費（電気代）だけとなる。

4−6 事後調査

（1）水準測量

月2回測量を実施し、海浜変形の経時変化を把握。

（2）底質粒径調査

底質サンプルの採取および粒度分布試験の実施。

（3）地下水位観測

運転前後、有効範囲および潮位と地下水位の関係を調査する。

（4）気象・海象調査

気象・海象の資料収集。

（5）水質調査

集水前と集水後の水質調査。

（6）排水流量調査

BMSによる排水流量の調査。

4−7 集水した海水の有効利用

今回の茅ヶ崎海岸では、実証工事ということから、集水し

Fig.9 専用掘削機図面（mecher type excavator fig）

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